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平成30年度(2018年度)第2回 物理教室談話会
題目 | 銅酸化物におけるノンドープ超伝導とインターカレーションによる超伝導の探索 |
講師 | 小池洋二 先生 (東北大学 名誉教授) |
日時 | 平成30年5月11日(金) 16:00~ |
場所 | コラボレーションセンター 3階307室(コラボレーション室) |
概要 | 銅酸化物における高温超伝導は、モット絶縁体にホールキャリアか電子キャリアをドーNd2CuO4型構造(所謂T’構造)の銅酸化物では、過剰に含まれる酸素(所謂頂点酸素)を巧く除去することによって、電子キャリアをドープしなくても超伝導(ノンドープ超伝導)が発現することが分かってきた。このノンドープ超伝導を示す銅酸化物の電子状態に関する最近の研究を紹介したい。 また、インターカレーションは、超伝導を探索する手段として古くから知られている。ここでは、鉄系超伝導体FeSeや遷移金属ダイカルコゲナイド等の層状物質に金属や有機分子をインターカレーションして得られた超伝導についても紹介したい。 |
世話人 | 工藤 一貴(内線:7805) |