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令和 2年度(2020年度)第1回 物理教室談話会
題目 | LHC実験10年 - 今後の方向性 |
講師 | 山崎祐司 氏 (神戸大学 教授) |
日時 | 令和 2年11月13日(金) 16:20~ |
場所 | コラボレーションセンター 3階307室(コラボレーション室) |
概要 | 2010年に実験を開始した最高エネルギー陽子衝突実験LHCは,今年開始10年を迎えた。この間にヒッグス粒子を発見し,スカラー場が宇宙を満たしていることを示した。一方,期待されていた超対称性など,標準模型を越えた物理は今のところ未発見である。LHCは今後も運転を続け,2027年のルミノシティーアップグレードを経て現在の20倍のデータを蓄積し,より高いエネルギーでの物理の発見を目指す。この講演では現在の結果をレビューし,LHC実験の今後の方向性について議論する。 |
世話人 | 石野 宏和(内線7818) |