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令和 2年度(2020年度)第3回 物理教室談話会
題目 | マルチメッセンジャー天文学の時代へ: 重力波源・ニュートリノ源を捉えよう |
講師 | 川端弘治 氏 (広島大学 教授 ) |
日時 | 令和 2年12月3日(木) 12:00 |
場所 | コラボレーション棟3Fコラボレーション室 |
概要 |
2017年8月に捉えられた重力波イベントGW170817
において、初めて電磁波対応天体が見つかり、理論シミュレーションで予測されていた中性子星同士の合体で観測がうまく再現されることがわかりました。また、その約1か月後、GW170817がまだ部外秘であった最中、高エネルギーニュートリノイベントIceCube-170922A が検出され、まもなくその電磁波対応天体である活動銀河核 TXS0506+056が見出されました。
本談話会では、これらマルチメッセンジャー天文学の勃興に対して国内のチームがいかなる貢献を果たしたかや、今後どのような進展が期待されるかについて紹介したいと思います。 リーフレット |
世話人 | 石野 宏和(内線7815) |