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神戸高志准教授らの論文「有機芳香族超伝導体の発見」 (Superconductivity in alkali-metal doped picene) Natureに掲載されました
有機芳香族超伝導体の発見
Superconductivity in alkali-metal doped picene
Nature (online journal版) 3月4日号に掲載
久保園芳博教授(機能分子化学専攻)ならびに神戸高志准教授(先端基礎科学専攻)らの研究グループは, ベンゼンリング5個からなる有機芳香族分子ピセンへのアルカリ金属原子ドーピングにより超伝導転移温度18 K(マイナス255℃) の新しい有機超伝導物質を発見しました。この結果は、Nature(online journal版)に掲載されました。
http://www.nature.com/nature/journal/v464/n7285/fp/nature08859_ja.html
ありふれた有機化合物である芳香族有機分子で、超伝導体を作製することは従来の常識を打ち破るものであり、 画期的な発見といえます。また、超伝導転移温度18 Kは、有機超伝導体としては世界最高の温度です。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010030322521622/
山陽新聞(平成22年3月4日) 山陽新聞社の許可を得てWEB掲載しております