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鉄系超電導体の高温超電導の条件解明の研究が新聞報道されました

岡山大学大学院自然科学研究科の鄭国慶教授(低温物性物理学),川崎慎司講師(同)ならびに岡利英大学院生(同)らの研究グループは,鉄系超電導体の高温超電導が実現する条件を明らかにしました。
 研究グループは,2008年に日本で発見されたばかりで不明点が多い鉄系超伝導体について,高品質の試料で詳細な実験を行い,鉄の電子が帯びる磁気が,高い温度での超電導転移に有利に働くことを明らかにしました。
 この成果によって,高温超伝導の研究が進展し,送電線などへの応用が期待できます。
この結果は,米国物理学会速報誌Physical Review Letters誌において近く公表されます。
詳細は報道発表資料をご覧ください。

この研究は山陽新聞、日経産業新聞などで報道されています。


山陽新聞2012年1月17日掲載
山陽新聞社の許可を得て掲載しております.
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