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卒業生の進路

卒業生の進路

物理学科卒業生の多くは大学院に進学します。近年企業の求人でも修士卒の条件がついているケースも多く、現在およそ八割の学生が修士課程に進学しています。大学院ではより先端的な物理学を学習するとともに、研究室での研究活動に重点がおかれています。研究活動では、まず研究課題の設定から実験、解析、論文執筆あるいは学会発表にいたる一連の研究活動を経験することができます。これらのことは従来の講義や演習、学生実験で学ぶ能力とは全く違うセンスが求められ、これら研究活動を通して学生は大きく成長します。学部四年次に研究室に入った時点では自信なさげな振舞いが多くみられ研究意欲も低かった学生が、研究室での生活を通して研究に目覚め、修士論文では「優秀賞」を受賞し、我国を代表する大企業に就職した例もあります。

就職は?

就職先は多岐の業種にわたっています。物理学は幅広い工学の基礎理論でもあるので、就職先は製造業が多いですが、最近では金融・証券や旅行業といったいわゆる文系業種への就職も多くなっています。物理学科で培われたものごとの基本的原理から考えるやり方は多くの業種で求められているものです。かつては学校推薦が主流でしたが,近年は自由応募による就職が多くなってきており、これは業種の多様化にも関連しており時代の流れといえるでしょう。