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先輩からの一言 (2022年度編入 伊藤海飛 氏)

伊藤海飛 氏 (2022年度 高専からの編入, 現岡大理学部物理学科3年次生)

 私は、山口県にある徳山工業高等専門学校から3年次編入しました。高専時代は機械電気工学科に所属しており、主に工学の分野を学んでいました。私が工学部から理学部に編入しようと思ったきっかけは、モノづくりよりも世の中の「なんで?」をもっと深く追求したいと思ったからです。文明発展の根底には物理学の考えがあり、生活を見回しても、部屋の照明やスマートフォンの半導体など物理法則に従って成り立っています。そんな生活の基盤である物理学を学ぶことは今後の社会の発展のためにも非常に重要であると感じています。 大学生活では、私は野球部に所属し多くの友人や後輩ができ、物理学科でも物理実験を通して一緒に学べる友人もでき、非常に充実した大学生活を送っています。授業では、先生方の説明は丁寧で非常にわかりやすく、わからないことがあっても賢い大学院生の方に気軽に聞ける環境が整っており、非常に学びやすい環境になっていると感じています。
 物理学を学ぶと、将来幅広い分野で活躍できます。高専での授業を通して、もっと物事の根本を学びたいと感じた人や世の中の「なんで?」を解明したい人は物理学科に向いていると思います!高専卒業後の進路に迷っている人は、工学部でなく理学部も選択肢に入れ、自分のやりたいことが最大限できる場所を見つけてほしいです。