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岡山大学理学部物理学科「野原研究室」へようこそ

最近の話題

• 2020年11月5日　祝 ラーベス相新超伝導体の論文がJPSJに掲載されました。
• 2020年4月1日 工藤一貴さんが大阪大学教授に昇任。さらなる活躍を期待します。
• 2020年3月25日 祝 出井君、本田君、小川君、正木君、山本さん、天滿君、卒業おめでとう！
• 2020年3月3日 祝 Mg₂Ir₃Siの論文がJPSJの "Top 20 Most Downloaded Articles - January 2020" にランクイン。
• 2020年3月17日　修士論文発表会（出井、本田）
• 2020年2月10日 祝 Mg₂Ir₃Siの論文がJPSJの "Top 20 Most Downloaded Articles - December 2019" にランクイン。
• 2019年12月4日 祝 Mg₂Ir₃Siにおける超伝導発見の論文がJPSJに掲載されました。

過去の話題はこちら

新物質・新超伝導体・熱電材料

• 新しい鉄系超伝導体 112型 の発見（2013年11月6日）
• 45 Kで超伝導、鉄系122型の最高値更新（2013年3月18日）
• 軟らかくすると転移温度上昇： BaNi₂(As,P)₂（2012年8月30日）
• 化学結合の切断で現れる超伝導 IrTe₂
• 鉄白金系超伝導体の発見 Ca₁₀(Pt₄As₈)(Fe_2-xPt_xAs₂)₅
• ハニカム格子の超伝導 SrPtAs
• 電荷移動による２次元電子系の形成と超伝導 SrPt₂As₂

野原研究室は、鉄や銅などを含む無機化合物における新超伝導体の物質開発に取り組んでいます。 高温で超伝導を示す物質をつくることは実用化に向けた大きな課題です。 2013年には、ランタンとリンを混ぜた鉄系超伝導体において、絶対温度45ケルビン（摂氏マイナス228度） という超伝導転移温度を実現しています。
具体的な研究としては、不活性ガスを充満したグローブボックスの中で原料を計量して調合。 バーナーで熱して、石英ガラス管の中に原料を封入します。それを電気炉の中で摂氏1000度くらい の高温に熱して、新物質を合成します。
物質が無限にある中、どの元素を組み合わせるかが、腕とアイデアの見せ所です。毎月、100種類 以上の組み合わせを試しています。

連絡先

野原実、教授
理学部物理学科（コラボレーションセンター405号室）
内線　7828、メール　nohara_at_science.okayama-u.ac.jp

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